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ヒオウギガイ試験生産 ヒオウギガイの選別を行いました
前回の更新から間が開いてしまいましたが、近況までを報告します。
2018年6月28日に採卵を行いました。 http://www.simasuisinkyo.or.jp/news/2210
7月9日にヒオウギを付着させるための採苗布を投入しました。http://www.simasuisinkyo.or.jp/blog/2211
7月26日の時点でサイズは1~2mmほどで、ヒオウギガイを付着させるための採苗布に数百から数千個のヒオウギガイが付着していました。http://www.simasuisinkyo.or.jp/blog/2220
この時点ではヒオウギガイ特有の色彩はまだはっきりしていませんでした。
8月7日には4~5mmと小さいながらもしっかりとヒオウギらしい色が出てきていました。
採苗布にしっかり付着したので下の写真のような状態にし、目の細かい提灯網に入れ、沖に出して養成を行いました。
その後、およそ1ヶ月ごとに選別を行いました。
選別にはタライに穴をあけたものを使用し、穴の大きさを利用し大中小に分け、それぞれの大きさごとに再度、提灯網に入れ沖に出し養成を行います。
最後に、養成中の注意点として水温が低くなる11下旬以降は海から上げるとヒオウギがショック死してしまうので注意をしながらの作業になります。
栽培センター 幕田