公益社団法人 島根県水産振興協会
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  • ワムシの給餌が始まりました。ヒラメの生産順調です。

    2019年02月05日

    栽培漁業センター  大西です。

     

    現在、表題の通りヒラメの生産を順調に行っています。

    No.7水槽ではアルテミアの給餌も始まりました。

     ひらめ種苗

     

    ↑上の写真はシオミズツボワムシを食べたヒラメ種苗です。

    サイズによってS型やL型と分けられますが、様々な種苗の初期飼料として使用されています。

    単一での生殖が可能で、大量培養を安定的にできるために全国的に培養されています。

    ちなみに島根県栽培漁業センターではS型ワムシを使用しています。

     

    注水量やサイズ、または残餌によって給餌量は増減しますが

    10億から20億個体のS型ワムシを給餌しています。

     

    なお培養槽4面、回収槽2面で粗放連続培養を行っていますが、回収槽の

    ワムシは200個体/cc~300個体/ccで現状安定しています。

     wamushi

     

    日齢を重ねる毎にさらに給餌量が増していき、多ければ一日20億個体の給餌を1水槽当たりに

    行う場合もあります。

     

    今後もしっかり生産に努めて参ります。

     

    栽培漁業センター  大西

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