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ジョー
今回はジョーの話。
ジョーと言っても、矢吹の兄ぃや、最速のしまむらのことではありません。
ジョーとは顎の骨のこと、スピルバーグの名作JAWSは直訳すればアゴというタイトルだったわけですね。
まぁ、これのおかげで子供のころは、ジョーズとはデカい凶暴なサメのことだと思い込んでいたわけですがwww
写真は、全長2メートル位のレモンザメの顎骨格です。
サメの歯は、何回でも生え変わることができますが、この顎を見てみると、古くなった歯がすぐに生え変われるように、新しい歯が何本も待機していることがよくわかります。
海のハンターであるサメの歯は、こうやって常に新しい状態に保つことができるようになっています。
1月は事務仕事が多く、ブログネタが無くてねぇ、今回のサメの話は水産とは関係ありませんが、もっと海のことに興味を持ってもらえればと思っています。
この顎は、沖縄の漁港に水揚げされたものを譲っていただき作ったものですが、まだまだ、うちの押入れには、怪しげな標本がたくさんあるので、ネタに困ったら出していこうかと思っています。
暫し待たれよ。
tac@イビルジョーは結構得意雪
朝起きたらエラいことになってますな。in松江市
仕事前の雪かき決定ですね。
路面も凍っているようなので、通勤、通学には・・・
気をつけなはれや!
チャン tacヒラメの種苗生産開始しました。
2012年1月26日
はじめまして、栽培漁業センターの富室です。
栽培漁業センター(隠岐郡西ノ島)では1月24日にヒラメの種苗生産を開始いたしました。
写真は24日の卵です。中に魚体が見えます。尾部腹面にクッペル氏胞という空胞が見られます。
今朝水槽を確認したところ、孵化が始まっていました。
今日の夕方には全数孵化すると思われます。
今後も種苗生産の経過をブログにUPしていく予定です。新年の挨拶
新年あけましておめでとうございます。
正月は実家に帰省しており、島根に帰ってきたらガンガンに雪や霰が降っている状況に戸惑っています。”tac@実家はピーカン”です。
もともと、雪降らない地方に生息しておりました私は、去年のクリスマス寒波こそテンション上がりましたが、降り続く雨霰に最近は意気消沈です。
仕事始めも、霰を顔に受けくにびき大橋をチャリンコでわたります。
そろそろ西ノ島の栽培漁業センターでは、ヒラメの生産が始まろうとしています。
もう少ししたら、ヒラメのあかちゃんをお見せすることができると思います。
どうぞお楽しみに。
それではみなさん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
tacワカメの色は?
ワカメって緑色じゃないのー?
前回の日記で載せた、ワカメ種苗の画像を見て、ワカメ?コンブ?と困惑された方がいたようで・・・
今回は、ワカメの色についてお話ししようと思います。
海藻は紅藻、緑藻、褐藻という3つのグループに分けることができ、ワカメは褐藻グループの仲間に分類されています。
ワカメの他には、食卓でもなじみ深い、コンブやヒジキも同じグループに分類されています。
褐藻とは、文字通り褐色をした海藻の仲間のことですが、実は、褐藻の仲間は茹でれば緑色になる性質があります。
そもそも、褐藻独特の色合いは、緑色のクロロフィルと、茶色のフコキサンチンという色素が混ざってできています。
絵の具で、緑色と茶色を混ぜて褐色を作る、と考えてもらえばわかりやすいでしょうか。
しかし、茶色い色素は熱に弱く、熱湯に入れ、茹でると分解され、色がなくなってしまいます。
緑色の色素は熱に強く、色はなくなりません。
つまり、熱によって、褐色のワカメから茶色色素のフコキサンチンがなくなって、緑色色素のクロロフィルだけが残った、ということです。
ワカメの色はと聞かれたら、茶色も、緑色も正解ですが、みなさんが食べている、緑色のワカメというのは、一度加熱処理されたワカメということになりますね。
tac