こんにちは、栽培漁業センター大西です。

 

まずは現状報告から行います。

各100t水槽3面の分槽作業も終了し、アルテミアの給餌も終了しました。

現在は、配合飼料のみの給餌に切り替わっています。

共食いなどが見られた場合、冷凍コペポーダの使用もあり得ますが、マダイなどのような

魚種と比較しても共食いは少ない方ですので、おそらく懸念材料にはならないと思われます。

 

 sokosouzi

底掃除

配合飼料による給餌は水槽底面に堆積し汚れとなりやすいので、貝化石を散布した後、

定期的にサイホンホースによる底掃除を行っています。

注水量に合わせて今後も飼料を増加させていきますが、しばらくは底掃除と給餌を中心と

した生産になります。

注水量がさらに増加し、排水用のアンドンの目が大きくなれば、底掃除の頻度も減って

いきます。

 

なおヒラメは着底期に入っており、最初に卵を収容したNo.7水槽では水槽底面に

ピッタリくっついた個体が多く見受けられるようになりました。

 

今後も注意して生産を行っていきます。

 

 

栽培漁業センター  大西