ヒラメ種苗生産順調です。
2019年02月28日
こんにちは、栽培漁業センター大西です。
まずは現状報告から行います。
各100t水槽3面の分槽作業も終了し、アルテミアの給餌も終了しました。
現在は、配合飼料のみの給餌に切り替わっています。
共食いなどが見られた場合、冷凍コペポーダの使用もあり得ますが、マダイなどのような
魚種と比較しても共食いは少ない方ですので、おそらく懸念材料にはならないと思われます。
配合飼料による給餌は水槽底面に堆積し汚れとなりやすいので、貝化石を散布した後、
定期的にサイホンホースによる底掃除を行っています。
注水量に合わせて今後も飼料を増加させていきますが、しばらくは底掃除と給餌を中心と
した生産になります。
注水量がさらに増加し、排水用のアンドンの目が大きくなれば、底掃除の頻度も減って
いきます。
なおヒラメは着底期に入っており、最初に卵を収容したNo.7水槽では水槽底面に
ピッタリくっついた個体が多く見受けられるようになりました。
今後も注意して生産を行っていきます。
栽培漁業センター 大西