ブログ2
鳴門のワカメ
瀬戸大橋を渡って徳島へ、まさに瀬戸内海を飛び越えているようでした。
巨大建造物はテンション上がるね!"tac@田舎者"でぇぃす!
徳島県鳴門市へは、ワカメの種苗を受け取りに訪れました。
ワカメは6〜8月頃に胞子を放出し、その胞子が基質に付着すると発芽し、成長していきます。
ワカメ養殖は、胞子をロープに付着させ、海で育てますが、海流が激しいほど厚くて、身のしまったワカメになるので、岩手県、宮城県の三陸海岸沖や、うずしおで有名な徳島県の鳴門市などの潮の流れの速い地域が名産地となっているのです。
島根県では、そんな名産地で育てられた良種苗使って養殖を行っています。
大きく育ったワカメの収穫は翌年の春頃です。
島根県の春を告げる定番食材、板ワカメが今から楽しみですね。
tac
こたえ
前回の日記の答えがわかりましたか?
そう!答えはタコです。
タコといえば、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会で有名になったパウル君がいますが、彼はマダコという種類のタコでした。
今回、新潟の市場に水揚げされていたタコはミズダコといって、タコの仲間では世界最大の種類で、重さも50kgに達します。
一般的には、名前の通り肉質が水っぽいミズダコより、マダコのほうが美味であると言われていますが、正月料理に使われるタコの多くがミズダコなので、これからの季節は目にすることが多くなるかもしれませんね。
tac
にいがた
こんにちワン。
更新が滞り申し訳ない。 “tac@ネット流行語はポポポポーン”です。
私たちが生活する島根県では、日本海から海の幸として恵みをいただいていますね。
守り育てる漁業、水産業の振興のために日本海沿岸地域で様々な取組が行われているわけですが、今回私は、日本海で活動を行う組織が集まる会議に出席するため、新潟県に行ってきました。
会議の内容は、ガガ様みたく、まぶたに目を書いて参加しておりましたので、アレですが、市場をのぞいてみるとなかなか面白いものを見ることができたので報告したいと思います。
ハタハタや、マダラが並ぶ市場の隅に、発砲スチロール箱に入った不思議な物体(画像3)。
いったいこれはなんでしょう?
大阪名物の〇〇焼きに使うアレなのですが、まっ、こたえは次回ってことでw
tac
たからさがし
ごきげんようっ、最近ドゥーーーーーーー?
"tac@ワンピース"です。
みなさんは、ビーチコーミングを知ってますか?
ビーチコーミングとは、浜辺に打ち上げられた漂着物を拾い集める遊びのことです。
砂浜をよく観察すると、ヒトデや、ウニ、サンゴなどの海洋生物や、流木や外国から流れてきた空きビンなどを見つけることができます。
前回のブログで書いた二枚貝調査の休憩時間を利用して、浜辺のたからさがしをしてきました。
ビーチコーミングにはいろいろな楽しみ方がありますが、今回私はビーチグラスを探してみました。
ビーチグラスとは、割れたビンなどのガラス片が、波に揉まれ、砂に研磨されることによって角が取れた、独特の風合いの曇りガラスです。
浜辺を歩いていても見つかりますし、アサリと一緒にジョレンに引っかかって採れたものもありました。
しばらくすると写真のようなビーチグラスを採集することができました。
このようにきれいなビーチグラスも、もともとは海に捨てられた空きビンなのです。
いったい、このビンはどこから流れてきたのでしょう?
遠い外国から流れてきたものかもしれませんし、夏の海水浴客が捨てて行ったものかもしれません。
ビーチコーミングでは自然観察の他に、ゴミの問題や、潮の流れなど様々なことを学ぶことができます。
気軽で簡単な浜辺のたからさがし、みなさんも海岸に出かけてみてください。
tac
二枚貝の分布調査を行いました。
こんにちは、食欲の秋全開!"tac@ラーメンは担担麺が好き"です。
10月に、出雲市の砂浜で二枚貝の分布調査を行ってきました。
今回の調査は、どの種類の貝が、どれだけ生息しているかを調べる、資源量調査です。
貝類の分布調査では、ジョレン(写真1手前に写っている、砂利を掻き寄せる道具)を使って、海底から砂ごと貝を掘り出します。
深い場所では、肩まで海に入ってジョレンを引きます。
水中での作業はとても力のいる作業ですが、この日は波も穏やかで、作業がしやすかったです。
しかし、さすがに朝から夕方まで調査をすると、顔は日焼けして真っ赤になるし、腕はパンパンですね。
この日の調査では、チョウセンハマグリ、オキアサリ等の水産有用種の生息を確認することができました。
採れた貝類は、大きさを計測した後、海に放流しました。
今後、もっとたくさんの貝類が採れることを願って。
貝類は漁業者によって放流、管理されている資源です。
許可なく、勝手に持ち帰らないようにしましょう。
海洋資源の保護にみなさんご協力ください。
tac
※今回の二枚貝の分布調査では、漁協の協力を得て行っています。