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ヒラメの放流
1月に卵から孵化したヒラメたちは、10cm超えるほどに大きく育ち、水槽に近づいた人影を見ると餌をほしがって泳ぎだします。
たくさんの人が協力し、大きく育てたヒラメたちは、放流の時期を迎えました。
今後は、海でさらに大きく育つことでしょう。
放流ヒラメは、中間育成施設からトラックで漁港まで運び、船の水槽に積み換えて、ヒラメの生息海域で放流します。
空には放流直後のヒラメを狙ってカモメが飛んでいますが、なんとか追い払って、無事に放流を終えることができました。
今後は厳しい自然の中で生きていかなくてはなりませんが、一匹でも多くのヒラメが成長し、漁獲されることを願っています。
ヒラメが30cmに成長するには、約1年かかるといわれています。
冬頃には、栽培漁業で放流したヒラメが食卓に上がるかもしれませんね。
tac@卒業式の先生の気持ち
マダイの生産が始まっております。
マダイの生産が始まっております。
100t水槽3槽、200t1槽使用しております。
日齢は最長で17日。現在ワムシを給餌しています。
全長は5mm〜6mm程度になっております。
はたらくくるま
活魚車とは、簡単に言えば水槽を積んだトラックのことで、
水産振興協会では稚魚や、稚貝を運んだりするために利用しています。
放流や、中間育成で魚を移送する必要がある際は、熟練のスタッフが魚の健康管理をしながら自ら運転し、目的地まで届けます。
そんな、活魚車ですが、なんと!今春、新車がデビューしました!
輝くブルーメタリックの車体は、某社のラリーカーのようでカッコよろしいですなぁ。
ディーラー担当者は「最新の環境基準にうんたらかんたら・・・」と説明してくれましたが、肝心のロボットへの変形はどうやらできないようです。ショック
納車説明後は、交通事故に遭わないために神社でお祓いもしてきました。
これからも安全運転で、栽培漁業や、養殖業に必要な各種種苗や放流魚を運んでいきたいと思います。
tac@行くゼ!トランスフォーム!
中間育成準備
栽培漁業センターのヒラメは全長30mmを超えるほどに成長しました。
ここまで成長したヒラメは栽培漁業センターを引っ越し、県内各地にある中間育成施設に運ばれていきます。
そして、さらに大きく、全長80mmを超える大きさまで飼育、育成を行います。
栽培漁業センターを出てから、放流までの育成期間を中間育成とよんでいますが、現在、4月下旬から始まる中間育成に向けて、各地の施設では、清掃やメンテナンスを行っています。
ヒラメを飼育する水槽は、雨水がたまったりしているので、一度排水してから消毒を行い、きれいに洗浄します。
海水を取水する吸水口にはゴミがたまっているので、取り除いて、新鮮な海水を汲みいれれるようにします。
場所によっては、潜水作業を必要とする場所もありますが、無事に作業を終えることができました。
きれいになった水槽では、いつでもヒラメを迎え入れる準備が完了しています。
ヒラメの変態が終わりました
ヒラメの変態が終わり姿が親ヒラメとかわらなくなりました。
サイズは平均で25ミリ程度になっております。