魚類の方の生産は一息ついた傍ら、
現在ヒラメ棟で使用した器具類などの塩素消毒や片付けを中心に作業を行っています。
もちろん種苗生産業務は一息つきましたが
しっかりと親魚の管理も継続的に行っております。
その中でも沖の筏で管理しているマダイですが
産卵シーズンを越えて給餌量がかなり減りました。
やはり産卵前になると精巣や卵巣の成熟の為にかなりのエネルギーを取られます。
魚体自体がやせ細ってしまうので、栄養価の高い配合飼料やオキアミなどを基本的
には毎日与えるという事になっています。
ところが現在は、2~3日に一度3-4Kg(およそバケツ半量)の配合飼料を与える管理になりました。
↑餌を食べるマダイの様子↑
今後もおおよそこの要領で管理され、生産が始まる1月ほど前になると採卵の準備のために施設内の水槽に移されます。
今後もしっかり親魚管理を行います。
栽培漁業センター 大西