例年より水温が低い状態が継続しており、当初予想したほどの大きさには達していませんが
現状、大量弊死も起こっておらず順調に生産ができています。
その中でもマダイの受精卵を一番最初に収容したNo.7水槽は綺麗な魚体が形成され、大きなものは
体長が約20mmを超えました。
ちなみに写真のもので約15mm程度です。
各水槽共に、初期試料のS型ワムシの給餌を切り上げ、アルテミアや人工配合餌を給餌しつつあります。
写真の個体もややお腹が赤っぽくなっているのは配合餌やアルテミアを捕食しているためです。
共食いが目立ってきています。防止のためにナンノクロロプシスや生クロレラV12を2日に一度撒く事で目くらましさせる、或いはコペポーダを給餌して対応しています。
換水率も少しずつ上げているため、水槽はすぐに緑から透明に近づいていきます。
また、自動給餌機も設置しました!
今後とも充当に生産できるように邁進いたします。
閲覧ありがとうございました。
栽培漁業センター 大西