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1.2 菱浦港 島根県隠岐郡海士町にあり、島前の一島である中ノ島の玄関口としての役割を有しています。隠岐汽船と隠岐観光の2社がそれぞれ船を発着させており、島前のほかの島や、島後、本土を結んでいます。その船乗り場の建物で「キンニャモニャセンター」があります。この「キンニャモニャ」は海士町発祥の隠岐民謡「キンニャモニャ」から名づけられています。このセンターには、乗船券の販売はもちろんのこと、売店やレストラン、観光案内所などいろんな施設が集約されています。
3.4 キンニャモニャ祭り 海士町の民謡「キンニャモニャ」を踊る、毎年8月の第4土曜日に行われるイベントで、1000人規模のパレードや水中花火が行われます。色とりどりの衣装に身を包んだ踊り子の行列は見もので、毎年大阪や東京などから大勢の踊り子が参加されます。行列や花火以外にも餅投げや抽選会、伝統芸能大会が行われます。
ちなみに、海士町の民謡「キンニャモニャ」は島根民謡風土記の中で、「菱浦の機織りの唄」として、嘉永5年菱浦で生まれた杉山松太郎という人が元唄を歌ったと紹介されています。杉山が明治10年の西南戦争に従軍し、九州の「キンニョムニョ」をうろ覚えに覚えて故郷(菱浦)に持ち帰り、自作の「キンニャモニャ」を歌いながら、面白い恰好でひょっこりひょっこりおどけながら踊り、満座を沸かせたそうです。隠岐の祝いの座では欠かせない民謡となっています。
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5 あまんぼう 菱浦港より出航している海中展望船です。4月~10月まで運行しています。定期便4便が運航しており、1名様でもお気軽に乗船できます。海中の景色を楽しむポイントに到着するまでの間、添乗員のガイド付きで景色をお楽しみいただけます。ポイントに到着したら、船内の階段を下りて展望室に入り、普段見る事のない海の中の景色を観察してください。
6 三郎岩 菱浦の北東海上に一直線に浮かんでいる大、中、小の3つの奇岩です。海蝕を受けた玄武岩の一番上に、緑の立木が生えています。この奇岩に名前があり大きい方から、太郎、次郎、三郎と呼ばれ、地元の人から親しまれています。島前島後間の隠岐汽船のフェリー上や、菱浦発のあまんぼう、遊覧船から見る事が出来ます。
7 明屋海岸 菱浦から車で20分ほど東に行った豊田地区にあります。この海岸には女神がお産をした場所という神話が残っています。この海岸にはハートの形にくりぬかれた、ハート岩があり、また、無料のキャンプ場として夏には常連客が多く、岩場の海水浴場として島内外から人気です。